大阪からIターン 起業家 青木まこさん

2022年3月18日

昨年7月まで湯梨浜町地域おこし協力隊として、総合相談センターどれみにおられた青木まこさんに移住者インタビューをしてきました。

青木さんは、大阪生まれ大阪育ち。ご主人の実家が湯梨浜町泊地区にあったことでご家族そろって移住して来られました。

大阪では2016年にオンラインスクールを立ち上げ、ライブ集客やビジネスコンサルティングをされてきました。

4人のお子さんに恵まれ、家事や育児をしながらリモートでできるオンラインスクールを起業されました。

そんな中、お義父様が亡くなられ、家業を継ぐため移住されることになりました。ご主人の実家が湯梨浜町だったことで、全く知らない土地ではなく、以前からご実家の仕事を手伝っていらっしゃったこともあり、ご夫婦は特に心配がなかったようですが、お子さんたちが田舎暮らしになじめるかが心配だったそうです。

都会で生まれ育ったお子さんたちが田舎の環境になじめるよう何度か湯梨浜町を訪れ慣らしていきましたが親の心配をよそにお子さんたちはすぐになじめたようです。自然いっぱいの町で走り回り体力もつき、きれいな空気のおかげで小児喘息も改善されたそうです。

住まいは、ご主人の実家から一戸建ての賃貸に移り、青木さんは地域おこし協力隊に採用されました。約2年、役場職員として湯梨浜町でのイベントを企画したり、県外の方に向け町の情報発信にご尽力されました。オンラインスクールをされておられるのでMCやトークは得意分野で、2年間でたくさんのイベントを企画してくださいました。

 

移住後、どのように町に溶け込んだかをお聞きすると、区の決まりごとは積極的に聞き、色んな事に参加されたそうです。田舎ならではの暗黙のルールや積雪時の対処法までご近所さんに聞きコミュニケーションを取ることで温かく迎え入れてくださったそうです。

 

移住前と移住後の変化は、気持ちの持ち方にゆとりができたそうです。移住前は、常に忙しくせかせかとして心からゆっくりできたことが無かったが、移住後は鳥取県の緩やかな時間の流れとともにゆっくりと過ごせるようになったそうです。

行き詰まりそうになると車を走らせ湯梨浜町北福の今滝へ。マイナスイオンを全身で浴びると気持ちがリセットされるそうです。

 

今後、湯梨浜町でどのような活動をされるかは、今まで続けてきたオンラインスクールを幅広く展開していくそうです。現在は大阪のサロンと湯梨浜町の自宅兼サロンの二拠点で活動されています。コロナウイルスの影響でフル活動はできませんが、リモートワークを生かし、全国の生徒さんと繋がっています。

2年間役場に在籍したおかげで、今までの個人事業主としての立ち位置だけでなく、行政からの目線でも物事を見ることができ町民の皆さんとも関われ、視野が広がったそうです。今後も湯梨浜町の発展に貢献してくださることを期待しています。

 

4人のお子さんを育て、起業家としても活躍されて本当にパワフルですが、隣で支えるご主人あっての成功だと思います。物理的にも精神的にも、いつもそっと寄り添い、見守っていらっしゃる優しいご主人の存在も大きいと思います。

青木さんは移住前と移住後で二拠点による生活をされていますが、現在コロナ禍による影響で地方移住や二拠点生活を考える方が増えています。かつては二拠点といえば都会と別荘地に住まいを所有する限られた富裕層のイメージがありましたが、最近では一般層が二拠点生活を楽しめる環境になってきました。平日は都市部で暮らして働き、週末は田舎の拠点でリラックスする、会社に所属したまま仕事とプライベートを拠点によって分けるライフスタイルが主流です。

また、IT業界の普及に伴いフリーランスやリモートワークが増加し場所にとらわれず仕事をすることができます。青木さんのようなフリーランスは湯梨浜町の学校に通うお子さんを優先した田舎生活スタイルで、平日はリモート、週末は大阪でサロンワークをするといったライフスタイルもあります。

働き方の多様化により、ライフスタイルも柔軟に対応できるようになってきたことでプライベートを充実させることができ、よりクリエイティブなアイデアが得られたり家族との時間をゆったりと過ごせることで心の健康を保てるカタチとなってきたように思います。

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