自然が見せる瞬間をファインダーに収めて

2018年1月9日
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小谷哲夫さん(まっつぁき)

7年前、「湯梨浜町で見た鳥たち」をテーマに初の写真展を開き、2017年、「東郷池の見える風景」をテーマに2度目の写真展を開催された。

カメラを始めたのは10年ほど前。愛用のインスタントカメラが壊れ、買い替えるならバシャバシャっと連写ができるタイプにしてみたいと一眼レフを求めたのがきっかけだった。購入したものの使い方がわからない。写真教室に通いつつ、習うより慣れるの気持ちで日々シャッターを切り始めた。被写体はもっぱら自然。

「水は高所から低所へ流れ、岩肌や土壌を侵食して在るべき場所に落ち着いていく。小さい虫のいるところにカエルが集まり、大きな虫のいるところに鳥が集まる。自然界のなりわい、組み合わせ、自然がつくりだす造形美……発見や知ったときの喜びが楽しい」と小谷さん。

東郷谷や天神川付近でセリ、ワラビ、タラの芽、コゴミなど山菜取りを楽しみ、運よく出会った鳥たちをファインダーに収める。助手席にいつもカメラを乗せて、東郷、舎人、松崎、泊、出かけた先でその瞬間を撮りためた枚数は数え切れないほど。

「地球を壊したくない。自然にあるものをいかに生かしていくか」、そんな思いからきょうもまた新たな一枚が生まれている。今滝の近くに小谷さんが見つけた素晴らしい星空の景色があるのだとか。夕刻前にたどり着き、星の輝きを待ちながら自然の息づかいとともにある時間……ロマンチックですね。